山形 お酒&スキーの旅のお酒編 第1日目。
山形駅から車を飛ばしてもらって着いた場所は、日本海に面した庄内の街、酒田。
いやー、風が強い。やっぱ冬の日本海っていうのはこんな感じなんでしょうか。
さてと、さっそく御紹介いただいた1軒目の酒蔵へ。
酒田市内にあるその酒蔵は、酒田酒造さま。
すでに特別純米 山田錦や、酒粕をいただいている上喜元を醸す酒蔵です。
ご案内いただいたのは、こちらの蔵の社長兼杜氏の、佐藤正一さん。
後で知ったことですが、全国から尊敬を集める方です。
そんなことも知らずくだらない質問などもしていた私たちにも、非常に御丁寧に応対いただけました。
すでに4月に入っているので造りはほぼ終わっていたのですが、もろみは拝見させていただくことができました(っていうか、拝見以上のことをさせていただきました...天使のおすそ分け♪)。
こちらでは非常に多くの種類の米を用いて酒を醸していまして、訪問させて頂いた際には五百万石、出羽燦々などの試飲をさせていただきました。
各々味の違いを感じることができ、面白かったです。出羽燦々は美味しかったなー。出来たてはいいですねぇ。
酒蔵は昔からの建物で、土壁の部屋はひんやりとして気持ちよかったりするのですが、その一方で最新の機械なども積極的に取り入れているのには驚きました。
そして温度管理の1度の違いや菌の働きなどを細かく教えてくださる佐藤杜氏の言葉を聞いていて、酒造りは化学だなー、とも思ったりしました。
1-3月頃に来れば造りの様子を見学できるし、実際に体験することも可能とのこと。
どうしよ、来年は泊まりがけで体験してみようかな...
といった感じで、非常に丁寧に応対いただきまして私たちも大満足。
御礼を申し上げて酒蔵を後にしました。
次の酒蔵に行く前に、ふらりと地元の酒屋に立ち寄ってみたら、普通に十四代が置いてあった。
あるところにはあるものなんだろうか... 買わなかったけど。
天気も悪いのでタクシーに乗って次の酒蔵へ。
次は東北銘醸さま。
初孫を醸す酒蔵です。
どうも初孫は山形内(酒田内?)では相当メジャーな銘柄のようで、あちこちで看板を見かけました。
コンビニに行っても置いてあります。東京でいうところの、澤乃井みたいなポジション?
コンビニに置いてある日本酒って三増酒が殆どだったりするのですが、地元の色も反映されてるんですねー、と無駄に感動。
さて、箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ最上川(嘘です)を渡って、東北銘醸さんへ。
あらかじめ、「規模の違いに驚きますよっ」と伺っていたのですが、先ほどの酒田酒造とは比べ者にならないほど大きい。
どこかの工場に着いたかのような大きさです。
こちらでは酒蔵併設の資料館の見学と試飲をさせていただきました。
酒蔵紹介のムービーも見せていただきましたが、やっぱりデカい。
タンクの大きさも酒田酒造さんで見たのとは比べものにならない大きさ。
オートメーション化も進んでいるようですが、麹作りを手作業でやっていたりもしていて、丁寧な造りもしているんだなー、と思う。
こちらでは造られているお酒の利き酒もさせて頂きました。
んー、なんか燗していただきたくなる味わいだなぁ、と呑みながら思いつつ、気づくと見学記念の本醸造原酒を購入。
実のところ今このお酒を燗して頂きながら書いているのですが、やっぱり燗したほうが中盤のフワッとした感じがよく感じられて旨くいただけます。
そんなこんなで一日目は終わり。
夕食は親切なタクシーの運転手に紹介いただいた、すしまるさんhで懐石コース。
さすがに呑みすぎてきていたので、ここではお酒は控えめに。
そう言えば、上喜元さんの銘柄でこちらのお店の名前を冠していたのがあったなぁ。

天使のおすそわけは美味かったネ〜
もともとの出羽燦々の軽やかさの上に原酒ならではの軽さが
さらに乗ってきて、いままでに味わったことの無い軽やかさ。
初孫は、呑んだときのあの中盤の味蕾を震わす深い味わい、やはり燗向きだったか。
それにしても酒田の街の強風は凄かった!
タクシーの扉、パカンとオモチャのように煽るし(あれは内心大ぶ危ない思いをした!)
高速道路では風に煽られ、速度を落すと後の車にも煽られ…
いろいろなタイプのお酒をいただいたし、
嵐は物理的に体感しただけでなく、
舌の上も嵐のようにゆさぶられた一日だったな〜
美味さの嵐があっという間に過ぎた一日でした。
◆Ashトレイ、こと灰皿投げ三段さん
えー、酒田行って以降、ビニール傘さすときいつもビクビクしてますわ。
で、貴殿が購入されたということで各紙の一面を飾り日経平均株価にも影響を与えたと(俺の脳内で)噂される、上喜元 吊り下げ瓶囲い 純米大吟醸 生詰 出羽燦々35はいつ持ってきてくれるのかね。